御嶽山

1212。登頂開始。山の上の方には雲がかかっていて頂上が見えない。ちょっと時間の予想がつかないので、二時間で頂上までの見通しがつかなければ明日再チャレンジすることにして登頂開始。登り口の看板には4キロ弱と書いてあるのでなんとかなりそうか。そういえば初の三千メートル峰だ。
歩き始めるとすぐに雪道に。まだ武尊山のトラウマが残っているのでちょっと引き気味。が、いつまでも怯んでいられない。ちょっと歩くと、雪道と雪の無い登山道が交互に顔を出している様子なので一安心。小雨に降られたり、雹が落ちてきたりと天気が不安定。さすがに山の天気は変わりやすいなぁ、と思いつつ登り続ける。
途中で出会ったおじさんと五分ばかり話をした。スキーを担いで登ってきているアベックが居たそうだ。確かに登山道と並行した尾根すじには滑りやすそうな雪面が見える。ちょっと傾斜が急な気もするが、あれを一気に滑り降りるとかなり気分が良いだろうな。
さらに登っていくとスキーを担いだ人を追い越した。女の子は見かけなかったけど、なんでだろう。
御嶽神社について、やっと頂上まで来たと思ったら剣ヶ峰はさらに400メートル先だった。地図を読み違えていたようでショックだったがもう一頑張りだ。

1419。山頂到着。寒い。コンビニで買った弁当を山頂でゆっくり食べるつもりだったが、こう寒くてはじっとして食事どころではないので、記念写真だけ撮ってすぐ下りる事にした。

1433。下山開始。GPSの電池交換をしたりして、意外と時間を食ってしまった。どんどん体が冷えてくる感じなので慌てて下りる。途中から本格的な雨になってしまった。

1555。下山完了。雨が降り出した時に素早くカッパを着れば良かったんだけど、そうしなかったので全身ずぶ濡れでひどく寒い。登山口のそばのトイレはドアつきの小屋になっているので、なかで濡れた靴下だけ着替えてしばらく休憩。30分ほど休んで、山を下りれば雨が止んでいるかもと思いGSに乗り込んだ。寒くて体が硬いので全然ペースが上がらない。安全運転でゆっくり下りた。
山を下りてもやっぱり雨は止んでない。とりあえず道の駅三岳まで行って休憩することにした。
道の駅で、濡れたズボンをねまき用のジャージに着替えて、シャツも乾いたのに着替えたらだいぶ暖かくなった。白山方面に戻るか、木曽駒ヶ岳に登るか、それともこのまま家に帰るかだいぶ迷ったけど、なんとなく白山方面に戻る気はしない。話しかけてきた人に木曽駒ヶ岳に登ろうかどうしようか迷っていると話したら、地元の人らしく登山口までの道はまだゲートが閉まっていると教えてくれた。じゃー恵那山方面に向かってみるかと走り出したのはもう18時を過ぎたころ。
しばらく走ると、雨はすっかりあがった。体も暖まってきたし、もう乾いた着替えは持っていないしという事でこのまま一気に自宅に戻る事にした。

0240。なんとか無事に帰宅。

[感想]
雨が降り出したらすぐにカッパを着るべし。初の三千メートル峰だったが、頂上は寒いばっかりでさほどの感慨もなかった。一昨日の八ヶ岳の方がはるかに厳しかったし。でもこれでやっと二十五座、四分の一完了だ。なんとか百全部制覇できそうな気がしてきた。