開聞岳

1521。登頂開始。二時間で登って、一時間半で下っても午後七時。ちょっとだけあせりながら歩き始める。異様に汗が出るので、トレッキングパンツの上にはいていたカッパを脱いだら、だいぶ楽になった。順調に上を目指す。所々下界がよく見えて気分がよい。長崎鼻が見えた時には、ほぉーっ、と思った。

1718。予想どおりというか予定どおりというか、まぁ無事に山頂到着。久しぶりに、山頂からの眺めが良いので、気分サイコーだった。屋久島は遠すぎるのか、それとも海上が多少もやっているのか、全く見えなかったけど、北には池田湖、東には佐多岬、北東には桜島と、360度ぐるりと景色が見えてとても気分が良くなった。朝の韓国岳とは大違い。やっぱり山頂で景色がいいと気分もいい。

1730。下山開始。と思ったら、鳥居があって神様が祀ってあったのでお賽銭を投げて柏手二つ。

1733。ホントに下山開始。急がないと暗くなってしまうので、ちょっと焦りながらの下山。途中で、上りですれ違った集団を何組か追い越した。みなさん『あんた、速いねぇ』と言ってくれるので、ちょっと嬉しかったり、まぁこんなもんでしょと思ってみたり。

1903。大阪からやって来たというグループのおばちゃんたちと一緒に無事下山完了。登山道は結構暗かったけど、空が見える所に出てみるとまだ青空が。ヘッドランプを使う時間にならなくて何よりだった。
その後、付近のキャンプ場に直行。開聞中学校の一年生達が合宿研修に来てて、もの珍しそうにこっちを見てるのがちょっとあれでした。テント設営に手間取ったり、キャンプ場のシャワーが急に水になってしまったりして、結局晩御飯は九時前になってしまった。その後、何事もなく無事就寝。

[感想]
朝の韓国岳の時の気分が嘘のように気持ちのいい登山になった。ここは、割と分かりやすくて登りやすい道なので、今度は夜明け前に登って山頂から御来光を眺めて見たい。山頂の、一番高い岩のテッペンに立つと360度ぐるりとまわりが見渡せて、非常に気分の良い山でした。