3/20
0654。いつものように林道を歩き始める。天気がよい。
[森山橋。ここはまだ序の口で、中部電力小屋を過ぎてからがホントの登山道]
森山橋
0800。中部電力小屋。
いつものペース。
[15??地点手前の倒木]
倒木。雪崩はなかったはずなのに、なぜか倒れてる。
1010。15??地点。
稜線と再会。
1157。昼食休憩。
大門沢小屋手前の橋のたもとで昼食にした。
1305。大門沢小屋。
[またまた倒木]
またまた倒木。
1516。前回のテント場。
今日はまだ二時間近く余裕がある。
1636。行動終了。
1727。テント設営完了。

3/21
0600。起床。
昨夜来の雨がまだ降り続いている。のんびりとモーニングコーヒーを飲んで朝食。
0823。スタート。
テントを撤収しようと思って外に出たら、雨は上がっていた。薄日も射し始めて雰囲気はチョベリグ(死語)。『いざ白銀の稜線へ』意気揚々と、今回は雪山ならではの新ルートを開拓に来たので、とりあえず広河内岳方面に向かって直登する。今日は前回のような『全然腹に力が入らない感』もなくて良い感じ。昨日酒を控えめにしたのが良かったのか、11時間くらいずっと横になってたのが良かったのか??
0924。ギブアップ。
ここまでは割と快調に来てたんだけど、やっぱり上の方に来ると傾斜が急になってしまう。ビビッたらそこまで、なんでここで辞めにした。
結局、今の自分のスキルではこの急斜面を自信を持って登る事ができない。なんで、何回チャレンジしても毎回ビビッテしまう。ビビッたらそこまで、のルールは間違っていないので、もっとスキルアップしないと何度やっても駄目という、薄々感ずいてはいたけれども認めたくなかった事実に今回やっと得心がいった。
[テント場跡で残念撮影]
テント場跡で残念撮影
[未練がましく山頂方向を振り返る]
未練がましく山頂方向を振り返る
1148。大門沢小屋。
ここから今日の最大の試練が始まる。雪解けの水が大量に流れ込んで沢の勢いが強くなっている上に、昨夜来の雨で沢が轟音を立てている。雨と雪で表面が濡れているので当然滑りやすい。最初の橋は、アイゼンを付けていたにも関わらず深くにも脚がブルってしまった。
二つ目の橋は、さっきの動揺が残っているのでさらに精神的にキツイ。とりあえずまたアイゼンを装備し直して、一回空荷で渡ってみる。ピッケルに頼りすぎて、かえってバランスを崩しやすくなっている自分を発見した。ザックを背負っての本番は、アイゼンのグリップを信じてピッケルに体重預けすぎないように慎重に歩く。改善点が見つかったので、そこに注意を集中していると恐怖感もだいぶ薄らいだみたい。
[たぶん昨夜倒れた倒木]
昨日の足跡が残っているので、たぶん昨夜倒れた倒木
1601。終了。
今日も『ちょっとハードな週末メタボ予防運動』を終えて無事ジムニーの所まで戻ってきた。