鷲羽岳水晶岳縦走
8/24
0958。家を出たのがだいたい五時くらいだから、まぁ良い時間に到着かな。七倉山荘脇の駐車場にGSを停めて出発。とりあえずタクシーは使わずに歩き始めるが、暑いし、舗装路で地面が堅いしですぐに迷い始める。でもやっぱり上りは歩くの原則を貫くことに。
1025。トンネルを抜けると景色の良い場所だったのでデジカメを取り出すと…なんとバッテリーが入ってない(☆o☆)これから二つも山を廻るのにカメラが無いと話にならないので慌てて引き返す。
1050。出発点に復帰。パニアケースにバッテリーがあった。家に忘れなかっただけラッキーか?気を取り直して再スタート。ちょっとタクシーに心惹かれるがやっぱり歩く。
1105。Uターン地点まで復帰。まだまだ11時だから湯俣山荘には楽勝で間に合う時間。
1201。七倉ダム。タクシーもここまで。今日はここからが本番かな。相変わらず舗装路が続く。
1224。やっと舗装路が終わった。でも相変わらず堅くしまった林道が続く。
1307。林道終点。ここまでずっと堅い道で、やっと山歩きらしくなったが相変わらず道は平坦。
ここからは何度も細い沢を横切るので、そのたんびに膝アイシングが気持ちいい。
1425。楽勝の時間で晴嵐荘に到着。すかさずビールの一気飲みをして、温泉に浸かってのんびり。
明日はここから一気に鷲羽岳。ちょっとハードな一日になりそうだ。
一泊夕食+朝食弁当で8600円也。
8/25
0513。予定より若干遅れ気味だが晴嵐荘を出発。いきなり沢の反対側に渡ってしまい、でもなんかおかしいなぁと思って振り返るとそれらしき道を発見。慌てて引き返してなんとかセーフ。と思ったのも束の間でチョーキツい上り。寝起きの体にはたまらん。が、弱音を吐いてる暇は無い。とにかく一歩ずつ先に進む。しばらくすると一人のおじさんに追いついた。なんと夜中に七倉山荘前を出発して水晶日帰りを狙っているそうだ。南真砂岳までは、こっちがちょっと先行して休憩で逆転のパターンだったが、そこから先は全く追いつけなかった。なんであんなに休まずに歩き続けられるんだろう?
0628。湯俣岳。おじさんはここで朝食。俺は饅頭のおやつ。
0722。南真砂岳
0746。真砂岳分岐。暑い。日差しがきつすぎるが日陰はほとんど無い。
0900。
1004。水晶小屋。今日はここに泊まるつもりだったが、水も不便だしかなり込みそうだ。元々はここで荷物を軽くして鷲羽往復するつもりだったが、水が無いんじゃ話にならない。ビール350一缶600円を一気に開けて、そのまま進むことにした。500の缶くらい置いとけ(-"-;)
1127。岩苔分岐。少し下ると黒部川源流があるそうだが、どれくらいの水量なのか怪しい。右に下ると沢がありそうだが、ちょっと遠そうだ。どっちに下るか迷っていると、優しい奥様が『自分は雲の平まだ戻るだけだから』と言って水を500ほど分けてくれた。おばちゃん、ありがとう(;_;)涙が出るほど嬉しかったよ。
1221。ワリモ岳山頂。ホントの山頂は少し上の岩みたいだが、山頂碑がここにあるのは上には上がるなと言う事か?鷲羽山頂はまだ遠く思える。
1241。鷲羽岳山頂。ここからどこへ向かうか考えつつ山頂コーヒーと饅頭で休憩。
1308。やっぱ高天原山荘にしよう。山頂離脱。
1340。ワリモ岳。
1418。再び岩苔分岐。沢に沿って下りながら高天原山荘を目指す。しばらくすると沢下りは終わって、森の中の歩きにくい道になった。夢中でひたすら歩くのみ。
1610。なんとか食事にありつける時間に高天原山荘に到着。温泉が気持ち良かったぁ。一泊二食で8400円也。
8/26
0525。たっぷり朝ご飯を食べて、高天原山荘を出発。
泉沢は、先行のおばちゃんグループのガイドの姉ちゃんが可愛かったので、沢の渡り所が分からんという名目で姉ちゃんの尻を眺めながら後を付いていく事にした。
沢上りが終わって樹林帯に入る所で集団の前に出ようとしたら、足元の岩がぐらついて派手にこけてしまった。そのまま前に出る機会を失って、しばらく集団に従う羽目に。あのペースだと汗もかかない代わりにいつ水晶に着くかも分からない。
結局集団が休憩している間に追い越して一気にペースを上げた。
0807。温泉沢の頭。意外に時間を食ってしまった。東に見える水晶小屋から烏帽子にかけての稜線が異様に長く見えてちょっと焦る。まだ水晶に上る前なのに既にこの時間とは。
0856。水晶岳山頂。360度の眺望が素晴らしい。立山三山と大日岳の間に剣が見える。が、あんまりゆっくりしている時間が無い。
1102。水晶小屋は素通りしてやっと真砂岳分岐。まだまだ烏帽子小屋は遠い。
1144。野口五郎岳山頂。三日間無駄に担いで来たラーメンを、やっと一個減らすことにした。
1216。満腹したところで再スタート。野口五郎小屋は、小汚い掘手小屋だった。当然無視して脇を通過。
1427。手前から見えたと思っていた山は別の山だった。やっとの思いで烏帽子小屋に到着。生ビールの看板に心惹かれるが、振り切って先を急ぐ。なんとか日没前にダムまで下れそうだ。
1725。ダムにたどり着くと、意外にも諦めていたタクシーが待っていた。さすがにあと6キロの舗装路を歩くのは常念岳で懲りたばっかりなので迷わずタクシーに乗り込んで、やっと七倉山荘前に辿り着いたのがこの時間。なんとか無事に下山完了。