今夜は那須野ヶ原公園オートキャンプ場。2600円也。去年はどうしても見つからなかったのに、今回は見つかった。最後の看板を見落としていたらしい。でも去年の温泉付きオートキャンプ場は一区画5000円で、高すぎて使えなかった。おばあちゃんは引退して、別の人が管理人になっていた。去年は5000円も払った覚えがないので、たぶんバイクだから安くしてくれたんだな。


日光男体山

[登頂メモ]

0734。割と手軽に行けるはずなのに、何故か巡り合わせが悪くて結局2007年に持ち越してしまった男体山の登山口にやっと立った。二荒山神社の登山者用駐車場にSRXを停めて、小雨の降る中を出発。いきなり登山禁止の看板と鉄条網にちょっとたじろぐ。が、辺りを見回すとどうも登山口が別にあるらしい。正面登山口の所で登拝車名簿に住所氏名を書い
て登拝料500円を払う。考えてみると、単独の山歩きで登山届らしきものを書いたのはこれが初めてだ。少しだけ石段を上ると、赤土の滑りやすい登山道になった。ガスが出ていて登山道脇から少し離れると何も見えない。三合目から四合目までは工事用の林道歩きで味気ない。四合目からはまた滑りやすい赤土の道に戻る。下ってくる人とすれ違ったので
、ずいぶん早くから上って下りてきたんだなと思い尋ねると、ちょっと足をくじいたから途中で引き返してきたと言うことだった。雨でかなり足元が滑りやすくなってるからな。
『杖を貸しましょうか』と言ったが、大丈夫だと言うのでそのまま見送った。自分も気をつけなくてはと思いつつ先へ進む。



0847。五合目に到着。避難小屋らしき建物があったので、中で雨を避けつつ一服。予報では天気は回復に向かうはずだが一向にその気配が無い。先へ進むとちょっとした岩場が連続する道になった。泥のぬるぬる道よりはずいぶん歩きやすい。が、やっぱり雨なのでそれなりに岩も滑る。八合目を過ぎた辺りからちょこちょこと雪渓が顔を出す。時々雪を踏み抜きながら先へ進む。相変わらず天気は良くならない。山頂のほんの少し手前ですれ違った人に聞くと、上はみぞれが落ちているらしい。それはかなわんなぁと思いつつ山頂を目指す。



1041。山頂到着。と思いきや、紛らわしい事に最高地点はもう少し先だった。山頂碑ではないが男体山頂と書かれた看板があったし、うっかり間違える所だった。ちょっと先に歩くと、何やら大きな岩から巨大な刀が天を突いている。どうやらここが本当の山頂らしい。風は強いし、ガスで景色は悪いし、寒いしでかなり辛かったが、予報では午後には確実に晴れそうだったのでコーヒーを飲んだりしてかなり長いこと天候の回復を待った。時折ガスの切れ間から別の峰が見えたりし始めたので、期待してさらに待った。待っていると、志津越え方面から夫婦連れらしき二人組が。あっちのコースは、夏は楽なんだろうけどこの時期は雪が多いからかえって大変らしい。



1212。結局完全にガスが晴れる事はなかったが、それなりに眺望にも満足したので下山開始。歩き始めると、眼下に中禅寺湖が綺麗に見える。朝から晴れていればこれを振り返りつつ上ってこられたのか。20分も下ると、山頂の方もすっかりガスが晴れたようだった。ちょっと悔しかったが、まぁ少し運が足りなかったようだ。五合目の小屋を目指して、ほ
ぼノンストップで下りを急いだ。



1307。五合目到着。結構いいペース。この分だと早い時間に那須岳方面に着けそうだ。また味気ない林道歩きが終わると、朝と全然違う風景のなかを下る事になった。ガスが晴れてみると、登山道の両脇はブナと笹藪に覆われていた。相変わらず足元は滑りやすいので、慎重に歩く。



1354。登山口に復帰。もう暑すぎるくらいのいい天気。急いで日光を後にして那須方面を目指した。


[感想]

なんとなく、超観光地で人出が多そうだったり、宿とかも高そうでなかなか足が向かなかったが、終わってみると結局キャンプ場泊だし、コンビニがなくて多少買物とか不便はしたが普段どおりの山歩きだった。でも梅雨があけて夏本番とか、紅葉のシーズンになるとやっぱり人でごった返すんだろうな。今回は時期が良かったか。